悔しがらない
何もしなかったのか、する気が無かったのか、仮に週末買ったとしても、淡々と寄り後売って、上がっても気にならない。そういう心理かと思うんですよ。株というのは経験上「しまった!」と思うから、次の行動が早くなるんですが、買ってなくて上がっても「買っておけば良かった」と思うから、何か出遅れは無いかと思うんですが、瞬間700円上がっても「どうせいつか落ちるわ」という感じになってしまっているんです。
多くのタレント評論家が「バブル崩壊は3~5月」と言いながら週末話していましたが、自分から見たらバブル自身が起こっていないし盛り上がり程度であって、証券界で実際経験した時はこういう感じじゃなかったですからね。そうした流れから来る悔しさの無い市場は、指数に頼らざるを得ない感じになって、良くて二月型に転換しても実際は「指数だけ」という、本当に持ち玉がメタメタになるまで。皆は焦らないということになります。
まあ、週末買った人はここでこういう地合いならば確実に利食いに来るから、そこが一巡していたら後場から有利に展開ということになるんですが、まあ、悔しい人が増えてくれないと閑散でしょう。