情報銀行
やはり、少し強気が増え過ぎていたという見方でしょうが、売るべき銘柄が見つからない
という感覚が昨日の朝多く、一気に3万円どころか突き抜けるような雰囲気。それにして
はという流れの中に、各国の中央から「キャピタルゲイン課税増額」などの話しも最近あ
って、株価に対しての危険信号を促すような流れがありました。
これを考えたら日銀が実際には行わないが、級っ偏した時の対応として以前からある曖昧
な0.2%上限金利を0.25にするというのはうなずけます。昨日の日経新聞の記事の表現が
ネガティブだから違和感が有ったんですが、こう考えたらさもありなんという事で、銀行
株がすぐに儲かるというのは違うと思います。
こうした動きの中から、証券各社の収益構造が変化しそうなのは、情報銀行という流れの
中で、顧客の売り買いの状況を「売る」という事が世界的に当たり前になっています。顧
客の心理動向や傾向がヘッジファンドなどのコンピューターに直接入るから、分析や対応
がしやすく、手数料ただの構図が判ってくるようになりました。
昨日の動きなどはそうした「金利」という刷り込みに対して、いかに行動するかもデータ
に入った訳で、これで実弾を持った時のAIの動きは決まったと思うんですよ。買っても売
ってもという事で、今後の株式市場は、何度も話すようにポジショニングが相当大きなウ
ェート占めて来ます